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ホワイトニングテープの失敗例!日本で販売禁止なのには理由がある!

ホワイトニングテープは自宅で簡単に、歯科医院で行うオフィスホワイトニングに近い効果があると、今アメリカで大人気な商品です。

しかし使った方の中には使わなければよかったという方も。

そこで今回はホワイトニングテープの失敗例や、なぜ日本では販売されていないのか、その原因を詳しく書いていきますよ!
ぜひ使用する前に一読してくださいね。

ホワイトニングテープといえばクレスト!

クレスト

出典 : https://stylehaus.jp/articles/148/

ホワイトニングテープといえば「クレスト3Dホワイトストリップス」という製品が販売されていて、日本でも個人輸入で購入することが出来ます。

医療費の高いアメリカではかなりメジャーな商品でドラッグストアで気軽に購入でき、最近では多くの方が普段から使用しています。

過酸化水素を配合しているので、着色汚れの歯もオフィスホワイトニングに近い効果を得ることが出来、さらに元の色に戻ることも1年くらいしないといわれている優秀な商品です。

しかし、日本では薬事法により販売が禁止されています。

実はこのクレストを使用した失敗談も多く報告されています。
次はその例について詳しく見ていきますよ!

クレスト 3D ホワイトストリップスを使用した人の失敗例!

使用した人の失敗例

では実際どのような失敗例があるのか、多くの口コミから3つの例を挙げてみたので、読んでみてくださいね。

①強い痛み

クレストを使用して後悔した!と感じている方の多くがこの強い痛みを感じています。
中にはこの痛みを我慢してクレストを装着している人もいました。

これは歯が知覚過敏になってしまったということです。
過酸化水素は歯に刺激が強く、知覚過敏なりやすいという特徴があります。

なので、知覚過敏なってしまい飲み物を飲んでも歯磨きの時も酷い痛みがあるという方がたくさんいました。
時間が経てば改善されますが、かなりの痛みが発生するようです。

③歯がまだらに白くなる

せっかく歯医者でホワイトニングの治療をしたのに、ホワイトニングができている部分と出来ていない部分ができてしまった!まだらになってしまった!という事も多いです。

これはテープと歯の間に空気が入ってしまい、しっかりテープが装着されていなかったため起こってしまったものです。

また歯並びが悪い方はきれいにテープが張れず、同じようにまばらになってしまうことも。
テープを付けるときは空気が入っていないか、しっかり歯の表面に張れているか鏡を見て確認するといいでしょう。

④歯茎トラブル

テープが歯茎に当たることで、歯茎がダメージを受け腫れたり炎症が起きてしまったという方もいます。

これは体質にもよりますが、ホワイトニングによってアメリカでも病院送りになった方もいます。
それほど歯茎やさらに体に影響があるんですよ。

以上が失敗例になります。
実はこのようなトラブルは非常に多いです。

怖いですよね・・・結局このようなトラブルに共通しているのは、クレストに配合されている「過酸化水素」が関係しています。

ホワイトニングテープで失敗してしまう原因は?

失敗してしまう原因

ではどうしてうまくいかない例が多いのでしょうか?
その理由が2つあります!
一緒に見ていきましょう。

①日本では認可されていない成分「過酸化水素」

上記で書いたように、クレストは日本では販売が禁止されています。
それは「過酸化水素」を使用して作られているからです。

日本とアメリカでは薬事法が異なり、日本の薬事法は非常に厳しく細かい部分まで決まりがあります。
ホワイトニングに過酸化水素はすべての使用が禁止されているわけではありません。

日本のオフィスホワイトニングではアメリカ製の製品なら過酸化水素を含むホワイトニング薬剤が使用されているものもあります。

しかし、濃度が10%のものまでと決められていて、それ以上は使用することが出来ません。
さらに過酸化水素を扱う場必ず免許が必要になります。

ちなみに日本の薬事法で過酸化水素は6%の濃度を超えると劇薬扱いになります。

クレストには10%の過酸化水素が含まれているので、これを素人が扱うとなると・・
危険ですし怖いですよね。

過酸化水素=劇薬を口の中に入れるということを覚えておきましょう。

②日本人の歯に合わない

アメリカでは販売許可がおりていても、日本では販売されない理由に日本人の歯と合わないということがあります。
日本人の歯は

・エナメル質が薄い
・象牙質が厚い

という特徴があります。

一方で欧米人は日本人とは反対で

・エナメル質が厚い
・象牙質が薄い

とまったく正反対の特徴の歯になります。

日本人はエナメル質が薄いため、過酸化水素の薬剤の濃度が濃いと知覚過敏を引き起こしやすいです。

オフィスホワイトニングでもしみたり、痛みを感じる方が多いので、日本人の歯にあった薬剤が販売されているほどなんですよ。

このように濃度の濃い薬剤は、日本人の歯に適していません。

どうですか?
日本で販売が禁止されている理由がわかりましたね。

個人輸入で購入できますが、禁止されているものをあえて使うわけですから、完全自己責任になります。
ホワイトニングテープは効果は高いけど、日本人にとってはかなり危険な商品です。

ホワイトニングテープでのミスを最小限にするためには

失敗を最小限にするため

では最後は使う時の注意点をまとめてみたので書いておきます。

①使用回数を少なくする

クレストのホワイトニングテープは毎日30分程度装着するのを、2週間行う頃には効果を実感出来る商品です。
しかし、毎日続けていて知覚過敏になってしまったという方が結構いました!

そこで、使用頻度を1週間で1回~2回といったように、回数を減らすことで知覚過敏にならずに時間はかかるけど歯を白く出来た!という方もいました。

また他には装着時間を短くしている方もいましたが毎日使用することに変わりはなく、知覚過敏を引き起こす可能性もあるので、使用頻度を少なくする事が症状を防ぐ事につながります。

②歯茎にテープがかからないようにする

歯茎まで貼り付けてしまうと、歯茎まで白く変化してしまったり、腫れたり炎症の原因となります。

「歯茎ぎりぎりまで真っ白にしたい!」というのは、わかりますが歯茎にはかからいようにした方が、様々なトラブルを防ぐことが出来ます。

③事前に虫歯がないかチェックしてもらう

虫歯があったり歯周病があるのに、テープを使用するとかなり痛みを感じます。
オフィスホワイトニングでも、虫歯や歯周病のチェックをしてから、ホワイトニングを開始します。

虫歯は素人では判断できないことも多いので、一度歯科医院やクリニックに行ってチェックしてもらいましょう!

虫歯や歯周病がないとわかってから使用した方が安心ですよね。

まとめ

ホワイトニングテープの失敗例

いかがでしたか?

今回はホワイトニングテープの失敗例を見てきました。
最後はこの記事のまとめを書いておきます。

  • 個人輸入でしか購入出来ない
  • 知覚過敏や歯茎のトラブルも多い
  • 過酸化水素を使用しているためトラブルが起こりやすく、日本では販売が禁止されている
  • クレストを使用するときは使用回数を少なくしたり、事前に虫歯がないか検査することで少しでもリスクが減らせる

以上4つが今回のまとめとなります。
私がこの記事を書いた感想は、やっぱり日本人の歯や体質を考えて販売が禁止されているなら使わない方がいいと思いました。

もし何かあっても誰も保証はしてくれず自己責任です。
しっかり自分でリスクを学んでから使ってみてくださいね。